コピーライターという職業があります。
なかなか地方では少ないと思いますが、都市部では結構求人は多いと思います。
ここ最近は特に、WEB関係のコピーライターさんが増えているのではないでしょうか。
80年代、突如現れたコピーライターブーム。
その火付け役が、最近まではバラエティー番組や"タモリのボキャブラ天国"、今や「ほぼ日手帳」で知らない人はいない糸井重里さんです。
当時は坂本龍一さんなんかとNHKの番組など、頻繁に登場していました。
たしか、大友 克洋さんなんかも出ていたかと思います。
今思えばスゴイ番組ですよね。
そんな糸井重里さんですが、何を隠そう、
そもそもの職業はコピーライターなんです。
今出演されている"タモリのジャポニカロゴス"
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/japonicalogos/index.html
でも分かると思いますが、日本語でクリエイトする+日本語に非常に気を使う職業でもあります。
広告のキャッチコピーから始まり、あらゆる日本語を組み合わせ新しい表現をクリエイトしていくコピーライターですが、同時にプランナーとも密接に関係があります。
むしろコピーライターはプランナーと兼任といっても大げさではないと思います。
なんといっても、企画力がものをいう仕事です。
なぜか?
キャッチコピーもしくはボディコピーでもなんでもいいですが、
必ずコピーを考えるときには「コンセプト出し」や「クライアントの企業理念」等、
企画・計画する要素が含まれてきます。
糸井さんの『おいしい生活』なんていう名コピーがありますが、
この文章に行き着くまでに、緻密な構築作業が必ずあります。
間違っても、ただ単にこれ面白いんじゃない?的な感覚で数出して当たった訳では
決してありません笑。
少しはそういった感覚的な部分はあるとは思いますが。
ここがコピーライターの一番面白いところだと思うのですが、
「どれだけクライアントの意向やコンセプトを踏まえて、
それをクリエイティブ且つ感覚的な言葉で表現していけるか」ということです。
デザイナーの場合、紙面でのレイアウトや文字・色での表現になりますが、コピーライターは言葉での表現になります。
言葉でイメージや時代を表現するって、カッコよくないですか。
と時々、いや本気でそう思います。
大阪で少しの間お世話になった柏木克己さんというコピーライターの先生がいるのですが、ほんとカッコいいです笑。渋いです。
広告にキャッチ出しして、企画して提案する。
完全にディレクションしていますし、フリーでされている先生ですが、生き様がカッコいいなと思います。褒め過ぎですか笑。
『言葉でデザインする』、そんな職業もあるんだということを是非知っていただければと思います。
褒めすぎですよ。
ほんとに。
お久しぶりです。
元気にしてますか?
フリーになったんですね。
東京には、毎週行ってるので、
機会があれば、
また飲みましょう。
中川さんが、いつも
同窓会を企画してくれて、
東京からだとちょっと遠いですが、
いつかまた参加してくださいよ。
では、頑張ってね。
投稿情報: 柏木克己 | 2008年11 月10日 (月) 00:36
おおっ!先生じゃないですか。よく分かりましたね。
ご本人直々のコメントありがとうございます。こちらこそ恐縮です。ネット時代の凄さを感じますね。こりゃへんなこと書けませんよ(笑)。
大学卒業以来久々にこちらに戻ったのですが、情報も早く多いですし、いい刺激になってます。
まだまだ片手間な感じですが、頑張っていきますのでヨロシクお願いします。また年賀状お送りしますね。
投稿情報: takahigu | 2008年11 月30日 (日) 14:19